(ケロの宮流カエル飼育法、番外編)

トノサマガエル系三兄弟(トノサマガエル、トウキョウダルマガエル、ダルマガエル)

  トノサマガエル系のカエルは、基本的にアマガエルとほぼ同じ方法で飼育することが出来ます。
  注意すべき点は、トノサマガエル系はなわばり意識が強いので、成体(目安として4〜5cm以上)になると
  なわばりが必要になります。
  自然界では一匹が1〜2平方メートルと言われますが、飼育環境ではとても実現不可能です。
  60cm水槽に2匹でも争いを始めます。
  複数のカエルを一つの小さなケージに入れる場合は少なくともお互いの視界を遮る必要があります。
  また、水辺のカエルですから、大きな水場が望ましいです。

ツチガエル
  ツチガエルは飼育情報の意外に少ないカエルです。
  餌はアリを好むという記述を目にするのですが、アリはガラスの継ぎ目を垂直に登りますので、
  密閉した容器でないと室内で飼育することは困難になります。
  オタマは普通越冬し、体長80mm位まで大きくなってから変態します。
  成り立ての子ガエルでも体長25mm程度あります。
  最初はアマガエルの経験から体の大きさの約3分の1の8mm位の餌は食べられるものと思い、
  各種の餌を試してみました。
  ハエ、ミルワーム、コオロギ、からワラジムシ、ダンゴムシも試しましたが食べてくれません。
  最後に5mm以下のコオロギを与えたところ、パクパク食べ尽くしました。
  変態直後は体の割に小さい餌を与える必要があります。
  30mm程度になると8mmのハエも食べるようになりました。

  ピンセットからは殆ど食べません。
  動きとしては目の前のに落ちてきたものや、ころがってきたもののように、
  素早い動きに良く食いつきます。ミルワームのようなゆっくりした動きのものには反応は鈍いです。
  高いところの餌に飛びつくようなことは殆どありません。
  餌は好物と言われるアリの他にはコオロギのような地を這う虫が向いているようです。

  アマガエルはもちろん、トノサマガエル系と比べてもとても臆病で、
  人影を見ると物陰や水中に隠れて、なかなか慣れてくれません。
  ペットとしてはあまり飼われない理由がこの辺りにあるように思います。

  ケロの宮では急に暑くなった日に2匹を死なせてしまいました。
  このカエルは特に暑さへの注意が必要と思います。

  水辺のカエルですから、大きな水場が望ましいと思うのですが、餌食いの悪い個体の場合、
  いつも水の中にいて食べているのか不安になることがあります。
  餌を食べている場合は水場は大きなものが良いです。
  水場が小さくても(カエルは不満でしょうが)あまり問題が起きることは無いようです。

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