(ケロの宮流ニホンアマガエル飼育法6)

病気治し
 ここでは僅かですが、病気や体調不良になったカエル・オタマをある程度快復できた事例をご紹介します。

 オタマの水疱
 症状
  田圃からオタマジャクシとしてお越しいただいたときに、
  計4匹が体(玉の部分)の半分から体以上の大きさの水疱が出来て、
  満足に泳げなくなるという重体症状になりました。

 対策
  細菌感染のように感じたので、観賞魚用の「細菌性感染症治療薬」を買ってきました。
  健康体からは隔離して規定の濃度にした水の中に入れたところ、水疱は治ってきたのですが、
  元気がなくなり、そのままあの世へ旅立ってしまいました。

  薬の効果はあるが副作用が強すぎたと感じましたので、
  次のオタマが発症したときは規定量の1/5にしたところ、一匹ですが見事に治すことが出来ました。
  ただし、オタマ時代に大病を患ったせいか、その後も体は小さく虚弱体質で、
  シックハウスが発生したときに天国に行ってしまいました。

  薬の量の測り方
   病気のオタマを1〜2匹だけ入れるのであれば水は1リットルもあれば充分です。
   薬は1包(数グラム)が60リットル分もありますので、この量の測り方が問題です。
   濃度は1/5ですから薬を1/300だけ分けるわけです。
   きれいな紙に薬を全部出して、それの半分の半分の・・・・半分。全部で8回半分にすると
   1/256ですので、これを1リットル少々の水に溶かせばOKです。

 皮膚の剥け
   これはアカアシ病であった可能性もありますが、カエルの皮膚が直径4mm程度剥がれて
赤い肉が見えたことがありました。
   人間の傷口に付ける化膿止め(抗生物質)を少量塗ると数日で快復しました。

 カエルの衰弱
 症状
  原因不明のまま衰弱が進んでいたときのことです。
  食欲不振でも全く食欲が無いわけでも無いようで、餌のハエに飛びかかるのですが、
  勢いも意欲もあまり無いせいで食べることが出来ません。
  目の前に餌を持っていってもなかなか食べません。

 対策
  ごく小さなケージを用意して、その中にハエとカエルを入れます。
  餌の密度が高いので、少しでも食欲を出したときに食べることが出来ます。
  餌の数を数えておいて、食べた具合が分かるようにします。

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