(ケロの宮流ニホンアマガエル飼育法4)
お招き(捕まえ方)
在来種のカエルはほとんどペットショップでは売っていないので、
自然の中からお越しいただくことになります。
おびただしい数のおカエル様がいるところなら問題ないですが、
カエルの数の少ないところでは捕獲することによって生態系に与える影響を
最小限にとどめたいものです。
そのためには、親ガエルにお越しいただくより、卵かオタマでのご招待が良いです。
自分の飼いたい個体数の倍程度までの卵かオタマをお招きしましょう。
お越しいただく際には生態系の一部を切り取って持ってくるようにします。
つまり田圃であれば、水はもちろん、泥を少量とその場にある藻や浮き草を持ってきます。
ケロの宮ではコンセプトにあるように、生育している自然環境を理想と考えているからです。
(注意: しかし稲は作物ですので良い子は持ってきてはいけません。)
2000年にお招きしたときは、そのときに持ってきた浮き草を増やして与えることで
カエルまで育てることが出来ました。
田圃の水をそのまま使って交換もしないという乱暴な方法で
オタマ25匹中21匹をカエルにする事が出来ました。
3匹は水疱で死亡。残り一匹は死因不明です。
浮き草の増やし方
浮き草の根はオタマの好物です。
2003年にオタマを育てたときに、浮き草 田圃にある丸くなる前の毬藻のような細かい藻
カボンバ(金魚用の藻) 草食熱帯魚(プレコ)の餌を一度に与えました。人気は
大好き 浮き草>>細かい藻≧カボンバ>プレコの餌 今一 でした。
全ての浮き草をオタマと一緒にすると根が全て食べ尽くされてしまうことがあります。
これを防ぐために浮き草はいくつかに分けて必ず一部はオタマと別にして増殖させます。
泥水に浮かべて日光を当てればどんどん増えてくれます。
この方法の問題点
自然環境の中には天敵や病気も潜んでいます。
泥を取ってくるとその中にはヒルや病原体もいるでしょう。
ケロの宮で発生したオタマの水疱も、病原菌が原因と考えられます。
しかし人間も寄生虫がいるとアトピーにならないというように、
まだまだ微生物の作用の全貌は分からないものだと思います。
カエルの寄生虫を研究している方によれば、寄生虫は(もちろん種類にもよるでしょうが)
カエルの健康に良いとのことでした。
最初に取ってきた泥水から始めて、2日に一度ぐらいの頻度で上澄み部分を3分の1ぐらいずつ
塩素を除いたきれいな水に置き換えてゆくのが良いと思います。
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